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第1回 青山太郎校長が語りたい!

2021.05.10

青山太郎校長にクラーク記念国際高等学校連携校鳥取キャンパス あすなろ高等専修学校がどんな学校なのか?そして、今後の展望についてインタビューをしました。

あすなろ高等専修学校 青山太郎校長

Q.改めて、あすなろ高等専修学校 クラーク記念国際高等学校連携校鳥取キャンパスはどんな学校ですか?

青山:う〜ん、一言で言えばアットホームな学校ですかね。いや、アットホームを目指していき、その結果大家族のような学校であれば素敵だなぁと思います。

Q.ちなみに、アットホームな雰囲気を作るために、心がけていることはありますか?

青山:僕が思うのは声掛けと挨拶です。心掛けていることはありきたりですが、「声掛け」「挨拶」「笑顔」です。あと、職員同士のチームワークがすごく大切だなぁと日々感じています。

Q.校長って、どんな仕事をされていますか?

青山:難しい質問ですね。仕事内容はいろいろありますが、学校教育法には「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。」とあります。もちろんその事も含めて、私は「生徒を守ること」と「学校を守ること」が仕事だと思っています。

Q.校長として、どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

青山:学校をあずかり、全教職員とともに理想とする教育を考える事と、その事を少しずつでも実現することが出来たときですかね。 あとは、生徒がこの学校に来てよかったと言ってくれたときなんかは、やりがいを感じます。

Q.やりがいの部分では、理想とする教育を少しずつ実現できたことを言われましたが、校長になって、ここは歴代の校長とは違うぞ!変革したぞってことはありますか?

青山:そうですね。歴代の校長は大先輩であり、常に背中を追いかけてきた尊敬できる方々なので、「違うぞ!」「変革したぞ!」なんておこがましいですね。強いて言えば「ちょっとした若さ」と「生徒と共に動くことができる」ですかね。

Q.鳥取県における通信制高校の社会的な役割はどのようなことだと考えますか?

青山:現在、鳥取県でも小学校、中学校と不登校を経験した生徒、あるいは学校に行きにくい経験をした生徒は多くいると思います。そして通える通信制高校も増えてきました。そういった生徒達も選択する学校があるという希望から前向きに社会に出れるようにサポートしていくことはもちろん、どの生徒も自分に合った高校生活が選択できることで、どこで学ぶかも大切ですが、どう学ぶかを伝えていくことが役割だと思っています。

Q.どう学ぶかについてですが、クラーク高校鳥取では、大事にしている学びの考えや特色のある学習はありますか?

青山:そうですね。現在、生徒達は偏差値にとらわれているかもしれません。心のどこかで頭の良い学校(進学校)が良い学校だと思っている人もいるかもしれません。あの学校に行けば将来は安心だ!とか。でも、自分がどうしたいか?何をやりたいか?が大切だと思います。その中でそれぞれが自分らしさを出せる環境があり、その後に学校生活や授業を通して人との関係を学んだり、失敗したときに立ち直る力が身につけていければと思います。その中で1つのプロジェクトを通して自分の役割を見つけ他者と協力して1つの目標を達成するKeimeiTimeは特色があると思います。

Q.あすなろ高等専修学校 クラーク記念国際高等学校連携校鳥取キャンパスが世の中から今求められている事は何だと思いますか?

青山:そうですね。鳥取県東部では年々不登校の生徒・学校に行きづらさを感じている生徒が増えてきています。2018年に日本財団の学校に馴染んでいないと思われる子どもたちの実態について行われた調査では、「年間30日以上欠席の不登校である中学生」は約10万人、「不登校傾向にあると思われる中学生」は約33万人に上ることがわかっています。これは中学校全体の10%にあたります。その理由としては様々ありますが「疲れる」「朝起きれない」の他、「授業がわからない」「授業内容以外にやりたいことがある」という調査結果もあります。そのことが全てではありませんが、不安や困り感を取り除いて、学校って意外と楽しくてワクワクできる事を一緒に作っていくができる学校ですかね。あとは、とにかく色々な学校があっていいと思います。子供達にとっての選択肢となる学校ですかね。

Q.クラーク高校鳥取キャンパス開校当初からの現在を考えると、生徒保護者が学校に期待する(求める事)にも変化がありますか?

青山:基本的には、変わらないと思います。理事長が21年前に不登校が理由で進学の道が半ば閉ざされていた生徒に、進学の道を切り開こうと『全日通信制』(私の造語)という新しい教育システムを構想し学校を創りました。学校に行きたかったけれど、なかなか学校に行きづらかった生徒が通える。その中で自分の「好きなこと」「得意なこと」を見つけてほしいと思います。あとは、卒業後をやりたいことから次の進路先を見つけれるようにサポートしていくことは今も変わっていないと思います。

Q.あすなろ高等専修学校 クラーク記念国際高等学校連携校鳥取キャンパスは今後どんな学校になっていくと考えていますか?

青山:そうですね。クラーク高校鳥取キャンパスは、今年度で22年目を迎えます。まだまだ新しい学校です。生徒と共に、笑顔が輝く学校、生徒・教職員の笑い声が響く学校、そして、この上ないぬくもりのある学校を目指していきます。どうぞよろしくお願いいたします。